PLUGO DESIGN CENTER

⽬的地特化型EV充電メーカーのプラゴ シンガポール陸上交通庁へ 美しい景観と充電インフラ普及を両⽴させる提案書を提出

2021.06.10

プラゴ

世界のスマートシティランキング1位の国へ IOTサービスと連携したEVスタンドで世界のモデルケースとなる美しくサステナブルなモビリティ・インフラを提案

⽬的地施設での充電インフラ整備を中核とした、EV・PHVユーザー向けおもてなしサービスを⾏う株式会社プラゴ(東京都品川区東五反⽥ 代表取締役:⼤川直樹)は、4⽉中旬、電気⾃動⾞(EV)の充電設備についての業界関係者からの提案依頼書を受け付けると発表したシンガポール陸上交通庁(LTA)に向けて、電気⾃動⾞充電インフラ市場設計に関する知⾒をまとめた提案書を提出したことをお知らせします。

プラゴではデザイナーによる景観に配慮したプロダクトデザインを⼼掛けており、今後も国内外においてものづくりとデザインの⼒で、美しい景観を保ちながら⼈々がシンプルかつスマートに⾏動できる充電インフラを提供していきます。

【提案の背景】〜シンガポール国内事情

1.シンガポール政府は2030年までに60,000台のEV充電ポイントを展開する⽬標を提⽰している。
2.観光が産業の主要な柱の⼀つであるため、早くから無電柱化などの景観に配慮した街づくりが⾏われてきた。
3.2020年版「世界のスマートシティー・ランキング」※1で2年連続で⾸位を獲得、市⺠のニーズにテクノロジーで対応することに注⼒している。

世界のスマートシティー・ランキング

上図参照【欧⽶やアジアの主要都市と⽇本の無電柱化の現状】
(出典:国⼟交通省Webサイト

【提案要旨】

景観を損なわない環境に調和したプロダクト、IOTを利⽤したEVカーライフスタイルのスマート化について

【提案詳細】観光産業にも資するデザイン性の⾼いEVスタンド

プラゴではEVという環境への配慮に呼応するよう、開発当初より⾞ありきの開発ではなく環境ありきの開発を⼼掛けクリエイティブディレクターである⼭崎晴太郎※2がプロダクトデザインを⾏っています。
未来の新しい社会基盤を整備する中で、新たなノイズを極⼒増やさず景観を阻害しないデザイン設計を意識し周辺環境との調和を重視したコンパクトな筐体を採⽤。外装材もサイディングから⾃由にカスタマイズできるようにすることで、観光先進国にふさわしい景観にマッチしたEV設備を提案しました。

充電+予約・情報サービス機能でスマートシティにふさわしいモビリティ・インフラを提供

EVユーザーが便利さを実感できる新しいモビリティ・インフラをつくりたい。その願いからプラゴではインフラとしての充電設備に加えて、IOTや先端的テクノロジーを活⽤した充電予約システムや、施設とのチェックイン連携サービスの開発に取り組んできました。現在開発中のチェックインクーポンを含めたEVカーライフスタイルのスマート化をご紹介しました。

予約

【今後の展開】

プラゴでは本年5⽉にシードラウンドで総額 1.9 億円調達し、⽇本初の「⽬的地施設 特化型」EV充電予約サービスを始めとした、⽬的地における「おもてなし体験」を向上させる機能の拡充に取り組んでいます。
今回のような提案活動を通して国内外で、充電設備をやみくもに増やしていくのではなく、どんな場所に充電スポットがあるとEVユーザーにとって利便性がよいのかを優先した⼈ありきの普及体制、⾞社会にまつわる交通課題の解決や、新しい設備と景観との調和など様々な課題に取り組みつつ、続けたくなる未来の創造に取り組んでまいります。

※1 「世界のスマートシティー・ランキング」
スイスのIMD(国際経営開発研究所)がシンガポール⼯科⼤学とともに発表、世界中の各都市の経済状況やテクノロジー状況に基づいて都市をランク付けするだけでなく、各都市がいかに「スマート」であるかに対する市⺠の認識に基づいてランク付けされる。尚、2020年度東京は79位、⼤阪は80位。

※2 ⼭崎 晴太郎 経歴 SEITARO YAMAZAKI
株式会社セイタロウデザイン代表
アートディレクター/デザイナー

企業・サービスのデザインブランディングを中⼼に、グラフィック、WEB、空間、プロダクトと多様なチャネルのアートディレクション・デザインワークを⼿がける。グッドデザイン賞⾦賞、アジアデザイン賞、IFデザイン賞、JCD DESIGN AWARD、など国内外の受賞多数。各種団体主催のデザイン賞審査委員や省庁の有識者会議検討委員を歴任。Fヨコハマ「⽂化百貨店」メインパーソナリティー。株式会社JMC 取締役CDO。東京2020 組織委員会スポーツプレゼンテーション・クリエイティブアドバイザー。