Q.PLUGOを導入した理由をお聞かせください。
今後EVが増えることが予想される中で、先回りの取り組みとしてEV用充電器の設置を考えていました。PLUGOについては予約機能を高く評価しており、今回は合わせてポルシェ・BMWの充電器も設置を行い、現在のEVユーザーの需要に合わせた導入を進めています。
私たちはゴルフで使う機材(スウィング分析機器)や電動カートなど、充電を前提とした機器も扱っています。当たり前ですが、充電がされていないと使い物になりません。ましてやEVにおいては、使えなくなった場合の不便さや不利益はそれら以上です。
そのため、EVを充電できる前提でご来場いただいたお客様が、いざ来てみると充電できなかったというトラブルを可能な限り排除することは、「おもてなし」として、よりベターだと考えています。そうした点から、予約機能のあるPLUGOは私たちのニーズに合致しており、導入いたしました。
Q.今後、充電器数の拡大は検討されていますか?
基本的には世の中の技術の進歩と、EVユーザーの需要拡大の状況を見ながら判断をしていきたいと思っています。
ただ、充電器が足りなくなる可能性は感じており、今回設置した駐車場内のエリアも、機器数を拡大しやすい場所を選びました。今後は、様々な状況に応じて設置数を増やしていくことも検討しています。
また、宍戸ヒルズが所属する森ビルグループとしても、今後はゴルフ場会員だけではなく、都内の森ビル関連のヒルズで働いている方々向けに、充電器の設置を検討しています。ヒルズで働く方は、新しいサービスや価値観への感度も高いと考えており、EVの導入も早いと想定しています。
Q.これからのPLUGOに期待している点をお聞かせください。
今後PLUGOに期待する点は2つあります。
1つはデマンドコントロール(使用電力の最大値を抑えることで、電気代の基本料金を抑えるシステム)のような、効率的な電力使用の機能提案です。宍戸ヒルズでも電動カートは夜間充電するなど取り組みを進めていますが、そのようなアップデートができるとより良いと思います。
2つ目は機械式駐車場への充電対応です。将来的なEVユーザーの増加に向けた取り組みとして、都内のマンションユーザーや、商業施設での需要は高いと考えられます。こうした大型施設に導入することで、PLUGOの予約ネットワークが拡充し、ユーザーにとってより便利な社会を実現していくことを期待しております。