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プレスリリース 2021.06.23

EV充電業界初 デザイン経営のパイオニア 山崎 晴太郎が目的地特化型EV充電メーカー プラゴのCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)に就任

モノづくり×デザイン力でユーザー中心のEVインフラ普及体制をデザイン

目的地施設での充電インフラ整備を中核とした、EV・PHVユーザー向けおもてなしサービスを行う株式会社プラゴ(東京都品川区東五反田 代表取締役:大川直樹)では、6月23日、現クリエイティブディレクターである山崎 晴太郎がCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)に就任しましたことをお知らせします。

■CDO就任の背景~昨年の国内の充電設備数の減少原因

現在、国内外でEV充電設備を増やす動きが活発していますが、地図大手のゼンリンの調査によると、21年3月末のEV充電器設置数は2万9214基、1年前から1000基減っていたことが発表されました。商業施設や宿泊施設においての利用者減少、故障、老朽化、コロナ禍による経営悪化などが理由とされています。

プラゴではこの実情を踏まえて、EV充電設備の普及には、ただやみくもに数を増やすのではなく、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、実現可能な解決策を生み出すデザイン経営の視点が必要と考え、すでに国内外の事業においてデザインワーク実績の豊富な山崎晴太郎をCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)に選任しました。

■今後の展開

1.効率的な場所に設置~EVユーザーの移動、流れにあった設置を計画
~充電スタンドに現状EVユーザーにとって便利な機能を追加実装し、目的地施設からの誘致をはかる

2.省スペース、設置する施設の外観とマッチしたデザインの紹介
~設置スペースに制限があるケース、メッセージ性の高い建物における設置において、環境ノイズを最大限軽減したモデルの提案

3.観光地での景観を損ねないEV充電設備の設置
~EV充電スタンドはメカニックな外観から、自然の豊かな観光地では浮いてしまう可能性がある。景観と調和するようデザインや施策を提案

既にプラゴウォールを導入した茨城ゴルフクラブでは、緑の多い風景にあい高級感のあるデザインがEVユーザーに好評。今月10日には、観光先進国であるシンガポール陸上交通省へ美しい景観と充電インフラを両立させる電気⾃動⾞充電インフラ市場設計に関する知⾒をまとめた提案書を提出しました。

プラゴではこうしたモノづくり×デザイン力をもとにしたデザイン経営で、⼈ありきの普及体制、⾞社会にまつわる交通課題の解決や、新しい設備と景観との調和など様々な課題に取り組みつつ、続けたくなる未来の創造に取り組んでまいります。

 


■山崎 晴太郎 経歴 SEITARO YAMAZAKI

株式会社プラゴ / クリエイティブディレクター
株式会社セイタロウデザイン / 代表、アートディレクター、デザイナー
NPO ARTS WORKS / 理事
株式会社JMC / 取締役兼CDO
FMヨコハマ「文化百貨店」 / パーソナリティ
東京2020 組織委員会 / スポーツプレゼンテーション・クリエイティブアドバイザー

デザイン経営講義登壇実績

デザインワーク領域(事業)

アートディレクター実績