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プレスリリース 2021.09.08

日本初 電気自動車充電メーカーのプラゴが100%再生可能エネルギーで 充電するグリーン充電™を開始、提供第一弾となる再エネ証明の調達を完了

脱炭素スタートアップとして電気自動車の電源問題解決への取り組みを開始

電気自動車普及のための充電サービスを行う株式会社プラゴ(東京都品川区東五反田 代表取締役:大川直樹)は、9月1日より同社の提供するすべての電気自動車用充電器において、CO2排出ゼロの太陽光・風力などの再生可能エネルギーを使用する独自の充電方式であるグリーン充電™を開始し、初回50,186.9kwh分の調達を完了したことをお知らせします。

■グリーン充電™開発の背景

世界的な脱炭素化の流れを受け、日本においても 2050 カーボンニュートラル宣言や、30 年度の温暖化ガス排出量を 13 年度から 46%減らす目標を政府が公表。それらに基づいた自動車の EV 化や再生可能エネルギーの活用が加速しています。
化石燃料に頼った発電方法が主流となっている現段階の日本においては電気自動車の持つ価値の一つであるCO2排出量削減の価値が十分に発揮ができていません。プラゴでは充電メーカーとしてインフラ普及を進めるだけでなく、電気自動車の電源問題の解決にも取り組むため、脱炭素スタートアップとして、この度の100%再生可能エネルギーで充電するグリーン充電™を開発しました。

(出典)資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」

 

■充電器設置の施設内で再生可能エネルギーを発電していなくても「グリーン充電™可能」

通常再生可能エネルギー発電には大きな設備投資や工事が必要になるため、脱炭素経営を検討する企業にとって導入ハードルとなってきました。今回サービスを開始するグリーン充電™は、再生可能エネルギー発電設備のない施設でも、プラゴの充電器を導入いただければ、充電に使用する電力をすべて実質再生可能エネルギー由来と証明することが可能になります。
企業・自治体・施設・団体等の導入負担をなくし、ESG・SDGs施策の推進を目的として開発されました。

■導入施設にとってのグリーン充電™ メリット

ゴルフ場における試算例

(参考文献:齊藤 修 著 『余剰ゴルフ場人口減少時代における ゴルフ場の持続可能性を考えるための10章』一季出版 (2012/12/20)28~41Pを基に試算)

18ホールの施設の場合年間900トンの排出量の試算数値に基づく、PLUGO BAR設置による削減量は1%程度が見込まれる

■今後の展開

施設内で発電した再生可能エネルギーを活用した「グリーン充電™」でエネルギーの地産地消を実現
グリーン充電ユーザーが楽しめるようなアクティビティに活用できる「グリーンポイント」(仮称)の構想

■電気自動車用充電器:PLUGO BARについて

設置空間に合わせて、木質・コンクリートなど22種類のデザインが選択可能。各施設の外装、周囲に馴染むカスタマイズをすることで、様々な建物と調和した設置が可能です。

PLUGO BARは一般社団法人 次世代自動車振興センターにおける充電設備設置事業の補助金対象製品です。
※次世代自動車振興センター補助金概要につきましてはこちらをご確認ください。