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2021.12.08

環境省採択国内初の環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」においてプラゴのEV充電スタンドが採択されました

自然に溶け込むデザインで「環境にやさしい観光地」日光地域のCo2削減を促進

「NIKKO MaaS」は、東武鉄道、JTB、栃木県、JTBコミュニケーションデザイン、オリックス自動車、トヨタレンタリース栃木の6事業者がコンソーシアムを組成し、2021年6月に環境省の「地域の脱炭素交通モデル構築支援事業(自動車 CASE 活用による脱炭素型地域交通モデル構築支援事業)」として採択された国内初の取り組みです。

株式会社プラゴ(東京都品川区東五反田 代表取締役:大川直樹)では電気自動車(EV)の導入促進による環境負荷低減を目的としたEV充電器の設置・運用を担当するJTBコミュニケーションデザイン(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:古野 浩樹)より、自社独自のシステムである100%再生可能エネルギーを利用するグリーン充電™と製品の高い意匠性を評価され、本事業における設置・運用事業者として採択、設置を完了しましたことをお知らせします。

JTBコミュニケーションデザイン様発信プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000021206.html

NIKKO MaaS 取り組みの背景

2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会実現のために、温室効果ガスの排出を低減する様々な取り組みが進められています。
日光地域は日光国立公園などの豊富な観光資源を有し、年間1100万人が訪れる一大観光地であり、約7割の観光客がマイカーを利用している状況です。
本取り組みは脱炭素社会への移行と周遊観光の振興による地域活性化を両立させ「環境にやさしい観光地づくり」のロールモデルを構築することを目的とし、栃木県を含む6つの事業者が官民連携で協力するものとして組成されました。

プラゴ製充電スタンドが採択された理由

■環境に配慮するEVにふさわしいグリーン(再生可能)エネルギーをチャージ

プラゴでは9月1日より同社の提供するすべての電気自動車用充電器において、CO2排出ゼロの太陽光・風力などの再生可能エネルギーを使用する独自の充電方式であるグリーン充電™を開始しています。

「NIKKO MaaS」においてはこうした取り組みがRE100※1対応充電器として評価され、採択にいたりました。

今後は日光地域内に11基の充電器を設置し電力計測を行い、脱炭素にどのくらい貢献ができたかを観測しつつ将来的な予約需要+利用状況把握し今後の効果的な普及に役立てる方針です。

■周辺環境との調和を重視したコンパクトなデザイン

日光には美しい景色、歴史的施設を楽しむために多くの観光客が訪れます。
業界初のデザイン特化部門をもつプラゴ※2では、景観まで含めた「環境そのもののデザイン」を意識し、地域住民にとっても、観光で訪れるEVドライバーにとっても、視覚ノイズとならない自然に溶け込む充電環境を提供します。
特に、国立公園利用者の目に触れる部分または目に触れる可能性の ある部分については、自然景観と調和するように、自然材料、 又は、自然材料に模した表面処理をしたもの、極力目立たな い色彩のものを用いるという規定があり、充電スタンドでは唯一22種類の外装が選べる仕様のプラゴバーが採択されました。

(左画像は設置イメージです)
※1 RE100:事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目的に掲げている企業の取組み
※2 プラゴ デザインセンター PLUGO DESIGN CENTER https://plugo.co.jp/design/
■設置箇所
鬼怒川温泉駅前 3台
中禅寺温泉バスターミナル 2台
湯元温泉バスターミナル 1台
東武日光駅バスターミナル 5台本件